ヘルスカウンセリング学会 The Academy for Health Counseling

学会長が国際的業績を評価され、
米国 MARQUIS Who's Who in the World 2010 に収載

宗像恒次Who's Who
 ヘルスカウンセリング学会の学会長であります、宗像 恒次(むなかた つねつぐ)氏は、このたびヘルスカウンセリング関連の国際的業績を評価されGlobal Leader として選ばれ、Marquis(マーキーズ) Who's Who in the World 2010に収載されました。同書は、米国Marquis社が1899年から出版している人名年鑑で、世界的に活躍される国家元首をはじめ、オリンピック世界記録保持者、世界的ベストセラー作家や、ノーベル賞の受賞者などの国際的に著名な学識経験者やクリエイティブな研究者らが掲載され、世界各国の大学図書館や企業が所蔵する、世界で最も権威がある人名録とされています。
 本学会NPO法人ヘルスカウンセリング学会の学会長として、私たちをリードしてくださっているのみならず、筑波大学大学院人間総合科学研究科においては、ヒューマン・ケア科学専攻長を務められており、その他にも20以上の責任のある学会や委員会の役職をこなされておられます。
 カリフォルニア大学神経精神医学科研究員、ハーバード大学医学部社会医学科客員研究員、世界保健機構(WHO)エイズ世界対策局顧問及び薬物依存局顧問、国立精神・神経センター精神保健研究所研究室長などを歴任なされました。また、ご紹介しきれませんが、これまでに複数の学会賞の受賞や数多くの著書・学術論文があります。
 宗像氏は、健康行動科学やヘルスカウンセリング学を開拓し、また健康心理療法としてのSAT療法を開発され、我が国のみならず、国際的にもその普及を努力されてきました。このような数多くの論文・著書を公表し、健康行動科学やヘルスカウンセリング学や健康教育学や健康社会学の学術的な発展に寄与してきた宗像氏が、国際的な基準で高い評価を得たことは、筑波大学のみならず、ヘルスカウンセリング学会にとっても極めて意義深いとことです。
(文責:筑波大学大学院 橋本佐由理)


宗像 恒次氏略歴

1948 大阪府豊中市生まれ
1973 社会学修士(東京大学大学院社会学研究科)
1982 保健学博士(東京大学大学院医学系研究科)
1973 (社)日本看護協会調査研究部
1976 国立精神衛生研究所研究員・厚生技官
1981 米国・カリフォルニア大学(UCLA)神経精神医学研究所客員研究員
1983 国立精神衛生研究所主任研究官
1985 東京大学医学部併任講師
1986 インド・マドライカマラジュ大学 客員教授
1986 国立精神・神経センター精神保健研究所社会文化研究室長
1989 米国・ハーバード大学医学校(Harvard Medical School)社会医学部客員研究員
1989 筑波大学助教授 体育科学系 健康管理学
1989 世界保健機関(WHO)エイズ世界対策研究顧問
1991 世界保健機関(WHO)薬物依存局顧問
1998 筑波大学教授 体育科学系 健康管理学
1998 国際社会学会(ISA)精神医療部会(IPresident, RC49)会長
2000 筑波大学大学院教授 人間総合科学研究科 ヒューマン・ケア科学専攻
     ヘルスカウンセリング学分野長
2001 日本アルコール・薬物医学会優秀論文賞
2002 国際社会学会(ISA)執行理事(Executive)
2007 地域貢献優秀賞(独立行政法人情報通信研究機構)
2008 筑波大学大学院教授 人間総合科学研究科 ヒューマン・ケア科学専攻長